■まず「農泊」とは
農山漁村において日本ならではの伝統的な生活体験と農村地域の人々との交流を楽しみ、農家民宿、古民家を活用した宿泊施設など、多様な宿泊手段により旅行者にその土地の魅力を味わってもらう
農山漁村の所得向上を実現する上での重要な柱として農泊を位置づけ、インバウンドを含む観光客を農山漁村にも呼び込み、活性化を図る
■「都市や外国の方々」と「地方」とを結び活性化に繋げる取り組み
農泊とは、農山漁村において日本ならではの伝統的な生活体験や地元の人々との交流を楽しむことができる農山漁村滞在型旅行
旅行者を農山漁村に呼び込み、宿泊者数や農林水産物の消費の拡大で、それぞれの地域活性につなげていきます。
■地方の衰退を防ぐという目的も
農山漁村の所得向上を実現するには、観光客をはじめとした交流人口を増やすことが欠かせません。
農家民宿や古民家、廃校を利活用した宿泊施設など、都市部ではない、農泊地域ならではのステイをお楽しみいただけます
■この農泊を政府が推し進めているのだが、国民の認知度は低い…
農林水産省などは、農家や漁村などに宿泊し地域での交流を楽しむ「農泊」について初めて調査を行いましたが、認知度の低さが浮き彫りとなりました。
「農泊」について、「意味を知らず、言葉も聞いたことはない」と答えた人は55.2%で、次いで、「意味を知っていた」が25.5%、「言葉だけは聞いたことはあった」が15.8%
農林水産省の担当者は「今回の調査で農泊が十分に知られていないことがわかったので、もっと知ってもらうよう情報発信に努めたい」と話しています
■厳しい調査結果となった
「今後旅行してみたい」は47.1%、「今後旅行したいとは思わない」は50.5%でした。
農林漁業の印象についても87・0%が「きつい肉体労働」だと思うと回答した。
農水省は農業の魅力を発信できるとして2017年度から普及に取り組んでいる。
■ネットでの認知度はどうなのか?