自分の立ち位置を作る。今どき大学生はキャラを使い分けてるらしい

この記事は私がまとめました

東京広告協会が行った意識調査を元に作成しています。

■人や集団によってキャラを使い分ける

学校でも職場でも友人関係でも、自分の「居場所」を確保するということは大切なことで、「キャラ」というのはそのための有力な「ツール」

ボケキャラ、ツッコミキャラ、ギャルキャラ……最近の若者の間では、付き合う友人によってキャラを使い分けることが一般的に

自分じゃない誰かになりたい、非日常的な刺激がほしい…そんな思いから、キャラを使い分ける「変身女子」が多く存在している

■そんなキャラだが、今どき大学生の53%が使い分けていることが明らかに

東京広告協会は12月3日、大学生の「人間関係とキャラクター」についての調査結果を発表した。調査は今年7月、青山学院・駒澤・上智・専修・千葉商科の5大学1000人を対象に実施

自分自身のグループ/コミュニティにおける「キャラクター」の使い分けを尋ねた質問では、「使い分けている」と答えた人が合計で53.0%

53%はキャラを使い分けていることが明らかになった。また、「自分のキャラ作りは成功していると思う」と答えた人は93.2%に

■相手との関係性によって自然に使い分けている

それは取り繕った仮面のような“偽りの自分”ではなく、相手との関係性によって自然と使い分けている 性格も含んだ“自分の一部”と認識している

全体の61.7%が「自分らしいキャラだと思う」と回答。まったく偽っているのではなく、本来自分が持っている個性の一部分をただ使い分けている感覚

高校生で5.7キャラ、大学生で5.0キャラ、20代社会人で4.0キャラを使い分けており、「ライフステージが若ければ若いほど、日常でのキャラの使い分けが活発に行われている」

■なぜ若者たちはキャラを使い分けるのか?

「自分の立ち位置を作るため」や「周りの人に歩み寄るため」などの理由で、自分のキャラクターを使い分けている

SNSの普及などで人間関係が複雑になるなか、若者を中心に複数の“キャラ”を使い分けたり、本来の自分とは違う“キャラ”を演じざるを得ない

■そして根底にあるのが「嫌われたくない」という自身のなさ

「自分のオリジナルの処世術」についても大学生たちに聞いていて、最も多かったのは「グループの様子を見て、相手に合わせて話す量や内容を変える」(167人)

あらゆる場面において、「ありのまま」の自分で立ち向かい、それを貫き通すとおそらくコミュニティの垣根が瓦解し、人間関係が破綻してしまいます

■具体的にはどのようにキャラを使い分けているのか?

「彼氏がいる友達の前では自虐キャラ、彼氏がいない友達の前ではアドバイスするお姉さん的キャラに自然となっている」(26歳・美容師)

キャラの使い分けとか気にしたことないけど多分勝手になってる気はする

お前そんなキャラだっけ?って言葉割と傷付くよね。そんなこと言われると友人グループによって友好度でキャラの使い分けするし、楽しい友人楽しくない友人で優先順位みたいなの露骨につけてしまう

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