◆『映画刀剣乱舞』(2019年1月18日公開)
刀剣を擬人化した「刀剣男士」を率い歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲームで、アニメ化やミュージカル舞台化もされてきた「刀剣乱舞 ONLINE」を実写映画化。
時間遡行軍による本能寺の変の歴史改変を阻止した刀剣男子たち。だが、織田信長は生きていた。歴史を守るため、彼らは再び出陣する。
キャストは、舞台版にも出演する三日月宗近役の鈴木拡樹、山姥切国広役の荒牧慶彦をはじめ、北村諒、和田雅成、岩永洋昭、椎名鯛造、廣瀬智紀、八嶋智人、山本耕史ら。
主題歌が、西川貴教の「UNBROKEN(feat. 布袋寅泰)」に決定。YouTubeにて本予告映像も公開された。
解禁映像では『織田信長を暗殺せよ』の号令のもと、主題歌のサウンドがスタート。歌に乗せて迫力あるアクションを行う、刀剣男士たちのパワフルな演技が映し出されている。
「信長は正しく死ななければならない」というセリフ、山本耕史演じる信長の姿などが確認できる。
◆『BACK STREET GIRLS ゴクドルズ』(2019年2月8日公開)
1970年代に人気を博した東映ピンキーバイオレンスの流れを汲むアウトローコメディー。
極道を貫いてきた男たちが、まさかの全身整形でアイドルデビューを果たし、人気急上昇によってアイドルとしての自分に目覚めながら、極道である本来の自分との葛藤に揺り動かされながら生きていく姿をコミカルに描く。
アイドルになるヤクザ3人組の山本健太郎、立花リョウ、杉原和彦を白洲迅、柾木玲弥、花沢将人、全身整形後を岡本夏美、松田るか、坂ノ上茜が演じる、
予告編は「俺たちはヤクザだ。男の中の男だ。それを忘れんなよ」「乗り込んで、一気にタマとるぞ」というセリフとともに、全身整形までの過程が描かれる。
その後は整形して女性アイドルになった3人が、酒瓶をラッパ飲みしたり、大勢のファンの前でパフォーマンスをしたり、刀を手に激しいアクションを繰り広げたりする姿などが展開。
映像の合間には、脇を固める小沢仁志や岩城滉一などのほか、今年2月に亡くなった大杉漣さんも登場。最後に、メンバーの1人がマイクの前でアイドルらしからぬ下ネタ発言をしてほかの2人をあぜんとさせ、ユーモラスに映像は幕を閉じる。
◆『ソローキンの見た桜』(2019年3月22日公開)
第1回日本放送文化大賞ラジオ部門でグランプリに輝いたラジオドラマ「松山ロシア人捕虜収容所外伝 ソローキンの見た桜」を実写映画化。
同作は、日露戦争のさなか、愛媛県松山に設置された「捕虜収容所」を舞台に、日本女性とロシア軍少尉の捕虜とが織りなす愛の物語。
阿部純子が日露戦争時のゆい、現代の桜子というヒロイン2役を、捕虜収容所長役をイッセー尾形、実在の人物・ボイスマン大佐役をアレクサンドル・ドモガロフが演じ、山本陽子や斎藤工らが脇を固める。
特報映像は緊迫した戦地のシーンから幕を開け、捕虜収容所でのソローキンとゆいの出会いが描き出される。
そして敵国同士という特殊な状況下で惹かれ合う2人が歴史の波に翻弄されていく様子が、切なげな音色とともに映し出され、ラストには荘厳な桜の木のショットが印象的に登場する。
中盤には現代パートも映し出され、斎藤工演じる倉田が登場する。
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