人生に必要？平成生まれの6割は「学歴は必要ない」という傾向が

社会的出自，本人の能力・業績・人格などに比べて学歴 (学校経歴) が職業，所得，社会的威信，社会的地位を決定する度合いの強い社会

日本では「いい会社に入るためには偏差値の高い大学に行かないといけない」という考え方が昔から根強くある

Q.今の日本は学歴社会だと思いますか？1.思う60.9%　2.思わない18.2%　3.わからない・どちらとも言えない20.9%

平成生まれでは、「絶対に学歴が必要」が9.2％、「どちらかといえば必要」が31.6％で、必要だとする人は約4割に留まった。対して「学歴はなくてもいい」は18％、「どちらかといえばなくてもいい」が41.2％

一方、昭和生まれでは「学歴が必要」と考える人が多数派となっている。「絶対に学歴が必要」9.8％、「どちらかといえば必要」41.2％で、必要派が合わせて51％と半数を超えた

平成生まれでは、『持っている』が55.6%、『持っていない』が44.4%となりました。平成生まれには人生の夢や目標を持っている人が多いようです。一方、昭和生まれでは、『持っていない』が54.4%で多数派となりました

「良い学校に入れば良い就職が出来て幸せな人生になる」というような人生設計が、描けない時代であると示唆している

何が人生における幸せなのかという、そもそもの価値観が変わって来ている

日本の経済はこれから、【P】良くなっていくと思う【Q】悪くなっていくと思う≫では、『良くなっていくと思う』は平成生まれ42.2%、昭和生まれ31.0%

大問題と言われながらも、一向に改善する余地のない日本の学歴偏重主義。

出身大学は入社後の昇進・昇格に影響を与えるのか。結論を先に言えば「ノー」である。もちろん、採用には大きく影響する

一部の企業では、難関大学の学生が「出席したい」と申し出ると「どうぞ」と言われるのに、低偏差値大学の学生が「出席したい」と申し出ると「満席です」と言われるらしい

スティーブ・ジョブズもビル・ゲイツも大学を中退。世界的建築家の安藤忠雄氏も高卒ですが、いまでは東大の特別栄誉教授として東大生を教えています

グローバルエリートだらけのIT系新興企業家の中において、前沢氏は異色の“高卒”社長

DMMの亀山敬司会長（57）は「生きる力をつけるには、学歴じゃない」と話します。高卒後に露天商から始め、動画配信やゲームなどネットコンテンツ事業の巨人「DMM.com」を一代で築いた