・W杯前最後の強化試合で逆転勝ちした日本代表
パラグアイと最後の親善試合で、日本は4-2-3-1を採用。西野朗監督は、宣言通りスイス戦のメンバーから10人を入れ替え。
GKには東口を起用し、CBは昌子と植田の鹿島アントラーズのコンビに。乾と武藤がウィングに、香川がトップ下に入った。1トップは岡崎、キャプテンマークは山口が巻いている。
・前半はリードを許す嫌な展開だった
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Soccer Football – International Friendly – Japan vs Paraguay – Tivoli-Neu, Innsbruck, Austria – June 12, 2018 Japan’s Masaaki Higashiguchi in action REUTERS/Lisi Niesner (Austria) by 写真:ロイター/アフロ
ボールを握るもチャンスを作れていない日本。そして32分に失点。スローインから空中戦をオスカル・ロメロがおさめて反転し、そのままシュートを放つ。
先制点を許して0-1でハーフタイムを迎えた。
これで日本は西野監督就任から3戦連続で先制点を与える結果になった。
・しかし後半、乾貴士が覚醒した
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Soccer Football – International Friendly – Japan vs Paraguay – Tivoli-Neu, Innsbruck, Austria – June 12, 2018 Japan’s Takashi Inui celebrates scoring their first goal with team mates REUTERS/Lis… by 写真:ロイター/アフロ
この日も追いかける展開を強いられた日本だが、乾貴士がチームをけん引した。51分、香川真司の落としを受けると、カットインから右足でネットを揺らして同点。
63分、右サイドから武藤嘉紀がパスを出すと、これを受けた香川真司が絶妙なフリック。
すると、走り込んでいた乾がまたもPA手前からシュート。GKは必死に触れたもののそのままゴールに吸い込まれ、日本が逆転に成功
・その後も攻勢をかけ気がつけば4得点
逆転直後、西野監督は武藤に代えて大迫を投入。4-4-2にシステムを変更。
後半32分、右コーナー付近のFKを得ると、柴崎が中央へ蹴り込んだ。
ニアサイドに走り込んだ大迫には合わなかったが、GKの目の前にいたサンタンデールが左すねで自軍ゴールにボールを蹴り込んでしまった。
後半アディショナルタイム、エリア手前でボールを受けた香川は、ダブルタッチで相手を置き去りにしてシュート。10番の巧みなゴールで、リードを再び2点とした。
・久しぶりの勝利に沸くTwitter
サッカー日本代表パラグアイ戦勝利!おめでとう!この勢いでW杯予選突破だぁ!ごちゃごちゃ言わないで、信じて応援しよう!
・勝利した日本代表の西野監督
「過去2試合と同じ状況で前半を折り返して、攻撃的にいかなければいけないんですけど、前半からディフェンスはよくできていましたから、ハイリスクを取らないで前にいけました。バランスと推進力が後半出ました」
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