平成のうちに終止符…オウム真理教の残る死刑囚6人の刑が執行された

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■7月6日、オウム真理教の教祖・麻原彰晃氏の死刑を執行

7月6日、オウム真理教の教祖・麻原彰晃(本名・松本智津夫)元死刑囚ら7人が刑に処された。

死刑が執行された7人は、松本智津夫死刑囚の他、裏の実行部隊「諜報省」のトップだった井上嘉浩死刑囚、松本死刑囚の主治医で教団幹部へとのぼりつめた中川智正死刑囚、

坂本弁護士一家殺害事件などに関わった早川紀代秀死刑囚と新実智光死刑囚。サリンを製造した土谷正実死刑囚と遠藤誠一死刑囚。

■そして、きょう26日、残る元幹部ら6人の死刑を執行したと発表

関係者によりますと、死刑が執行されたのは、岡崎一明死刑囚(57)、横山真人死刑囚(54)、端本悟死刑囚(51)、

林泰男死刑囚(60)、豊田亨死刑囚(50)、広瀬健一死刑囚(54)の6人です。

今回の執行で有罪が確定した教団関係者190人全員が刑に服したことになり、日本社会を震撼させた未曾有の事件は四半世紀を経て終結した。

■岡崎一明

岡崎が関わったオウム事件として起訴されたのは男性信者殺害事件と坂本弁護士一家殺害事件です。

岡﨑は坂本弁護士一家を絞殺した。その後、一家の遺体をそれぞれ別の場所に遺棄した。このために弁護士の義父は、「岡﨑がいたから事件が解決したのではなく、岡﨑がいたから事件が起きた。」と言っている。

■横山真人

サリン2袋中1袋しか穴をあけることができず、横山がサリンを散布した車両では唯一死者を出さなかった。

地下鉄サリン事件全体の関与者の一人として殺人罪が適用され、オウムへの帰依心を表明していたこともあって、死刑判決を受けた。

■朴奏男

林死刑囚は3袋を持って、中目黒行きの地下鉄・日比谷線に乗り込み、他の実行犯よりも多くのサリンを散布した。

この路線は、最も死者が多く8人が死亡、このことから、オウム真理教の「殺人マシン」と呼ばれた。

■端本悟

坂本弁護士一家殺害事件、松本サリン事件の実行犯。

裁判では、事情をよく知らないまま犯行に駆り出され、実行犯の中で最も従属的と認められながらも、2007年10月に死刑が確定した。

■豊田亨

1995年3月20日の地下鉄サリン事件ではサリン散布の実行犯に指名され東京の地下鉄日比谷線を担当、1人を死亡させ、358名に重傷を負わせた。

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