■人類の知能が低下傾向にあるらしい
人類が「まっしぐらに愚かになっている」と、ラグナル・フリッシュ・センターのノルウェーの研究者らが述べている。
知能指数(IQ)が過去40年ほどにわたり徐々に低下しているとする研究結果がこのほど、米科学アカデミー紀要(PNAS)に発表
ノルウェー人男性のデータです。
フリン効果が否定されるのはこれが初めてではない。英国やデンマーク、フランス、オランダなど欧州各国からも同様の事実が報告されている。
フリン効果=人類の知能指数は上昇し続けるという効果
フリン効果は1975年前後でピークに達していて、すでに人々のIQは下がり始めているというのである。
「73万人のIQデータを分析してみると、91年生まれが75年生まれより平均的に5ほど、62年生まれより3ほど低かった」と明らかにした
英国の学者らは、第2次世界大戦後、10年ごとにIQが2.5~4.3点低下していたことを発見している。
■その原因の一つとして「大気汚染」がある
大気汚染が健康被害につながることはよく知られているが、最新の調査により大気汚染が知能の低下を招くことが明らかになった。
男性のほうが女性よりも影響を受けやすい。また、年齢に応じて大気汚染の影響は異なり、高齢者のほうが影響を受けやすい。さらに、教育レベルの低い人々のほうが、大気汚染による知能の低下度が大きいことも
汚染された空気は、すべての人に影響を与える。1人1年間勉強する学習量を失うレベル
微小粒子状物質(PM2.5)を吸い込むことで、脳の細胞を損ない認知的な発達を妨げ、生涯にわたる影響または低下を及ぼす可能性がある
大気汚染の激しい地域で、1歳未満の子供にアルツハイマー病の兆候が見られた。
なんと恐ろしい…。
1歳未満の乳児がPM2.5を吸い込むことで、発達途上の肺だけでなく脳も害すると指摘している。PM2.5は極めて小さいため、「血管を通って脳に到達し、脳血管壁を破壊し、脳細胞の炎症を起こし得る」
■この発表に対するみんなの声
大気汚染で「知能レベル」も低下、中国2万5000名調査で判明 forbesjapan.com/articles/detai…
低下するメカニズムはまだわかっていないそうです。高齢の方が影響を受けやすいとか、教育レベルが高い方が影響を受けにくいとか、何だかまだよくわかりませんね。
能が慢性的な酸素不足に陥ってれば知能も低下するわなー
大気汚染で「知能レベル」も低下、中国2万5000名調査で判明 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン) goo.gl/BJtLjy pic.twitter.com/B0xQWQ6v2u
大気汚染は遺伝子ではなく遺伝子発現に変化を生じさせてしまう。最も悪影響力度が強いのは二酸化硫黄。二酸化硫黄は喘息や心臓循環器系の病に関係する170の遺伝子に影響してしまう。
環境汚染による死亡のうち最も多かったのは、心臓病や脳卒中、肺がんなど、汚染との関連が指摘されている非感染性の疾患によるもの
研究で、途上国の一部都市で肺がんの発症率が高くなっていることがわかっています。自動車の排ガスや工場のばい煙に由来するPM2.5の濃度が高いため
■更に、多種多様の「環境要因」が知能低下の原因になっている
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