▼スペースXが計画する月周遊旅行の初の乗客に前澤優作氏が選ばれた!
米宇宙開発企業スペースX(SpaceX)が計画する民間人向け月周遊旅行の初の乗客に、オンラインファッションサイト「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」運営会社創業者の前澤友作(Yusaku Maezawa)氏(42)が選ばれたことが17日、明らかになった。
実現すれば、1972年の米アポロ計画以来、初めての有人月旅行となり、民間宇宙開発は新たな段階に入る。
月旅行は2023年に予定されており、前澤氏はアーティスト6~8人を同乗者として招く意向を示した。
スペースXは前澤氏が月飛行にいくら支払ったかは明らかにしていない。だが、すでに手付金を受け取ったと語った。
マスク氏はBFRの建造費を50億ドル(約5600億円)と見込んでいる。
前澤氏は米国西海岸時間の9月17日夕方、米国の宇宙開発を手掛けるベンチャー「スペースX」の本社で、イーロン・マスクCEOとともに記者会見に登壇。スペースXは、同社が開発する超大型ロケット「BFR」での月旅行の初の搭乗者として前澤氏と契約を結んだと発表した。
旅行は2023年に催行される予定で、およそ1週間掛けて月と地球を周回飛行する。前澤氏は会見でマスク氏と固い握手を交わすと、「これは私の人生における夢だった。とてもうれしく、興奮している」と英語で語った。旅行の金額は明らかにされていない。
・アーティストを連れていくと宣言
前澤氏は2017年、バスキアが1982年に描いた作品を1億1000万ドル(約123億円)で購入。同氏は、バスキアが宇宙を飛んだら、どんな傑作を描いたのだろうと考えたことから、アーティストと一緒に月を目指すことを思いついたと語った。
前澤氏は、月に画家や音楽家、映像作家、ファッションデザイナーなどのアーティストを同行させ、そこから産まれるアーティスト同士のコラボレーションを実現するという構想を明らかにしています。
アーティストはまだ決まっていない。アーティストは、地球に戻った後、月飛行からインスピレーションを受けた作品を発表する。
Hanging out with @yousuck2020 before the @SpaceX moon mission announcement pic.twitter.com/RTOwutzMtG
Another serious shot w @elonmusk pic.twitter.com/e11lyfjfFN
前沢氏は、00年に創業したスタートトゥデイでファッションショッピングサイト「ZOZOTOWN」を手掛けて大成功。現在、資産約3000億円の富豪として知られる。
経済誌フォーブス(Forbes)の長者番付によると、前澤氏は総資産額30億ドル(約3350億円)で日本18位の富豪。美術品のコレクターとしても知られる。
同社の株式時価総額は約1・1兆円。前沢氏は100億円の豪邸を建てたり、プロ球団取得に名乗りを上げたりと、話題がつきない。
女優の剛力彩芽(25才)とZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイの前澤友作氏(42才)との車中デートをキャッチした。
・注目を集める前澤優作氏、その狙いは?
アフロ
FILE PHOTO: Yusaku Maezawa, the chief executive of Zozo, which operates Japan’s popular fashion shopping site Zozotown and is officially called Start Today Co, speaks at an event launching the debut … by 写真:ロイター/アフロ