■ネットの炎上
「炎上」とはFacebookやTwitter、ブログなどのSNSサイトのコメント機能を使って、火が勢いよく燃えるかのように好意的ではないコメントが集中的に投稿されること
不祥事の発覚や失言などとインターネット上に判断されたことをきっかけに、非難が殺到し収拾が付かなくなっている事態
炎上を起こしてしまうと、個人情報の特定やさらなる嫌がらせなど、多大な不利益を被り、取り返しのつかない事態になることも
■このネット炎上を供養してくれるサイトがあるという
2018年10月3日、「炎上供養専用サイト」を2日に開設
些細な書き込みや画像が大炎上――しばらくは思い出したくないであろう“苦い経験”を供養する取り組みが7日に行われた。その名も「炎上供養」
ネット炎上をお寺で供養するという、全国初の試みがあり、お寺の観光客も供養の様子に見入っていた。
■どのような方法で供養してくれるのか?
炎上供養は24時間年中無休&無料で受け付け、炎上してしまった発言をコピーしたデータや、ツイートの画像などを「供養」ボタンから「アップロード供養」します。
応募頂いた全ての炎上ごとは、内容を撫木 (なでぎ)に書き込み、柴燈大護摩の火に入れ焚き上げることで供養します。
■最近では、10月7日の「柴燈大護摩火渡り大祭」で供養が行われた
10月7日(日)に開催される『柴燈大護摩火渡り大祭』にて、来場された方々の目の前で炎上供養を執り行います
7日に供養する分はすでに締め切られており、「こういうのは期間限定でやるのがいいですよね」とのことで今後は募集を受け付けないつもりだ。
炎上した投稿や画像がくくりつけられた撫木には、「もう炎上しませんように」「自由に発言できる世の中に」といった願いが込められている。
柴燈大護摩火渡り大祭、炎上供養にお越しくださりありがとうございました。
皆様からお預かりしました諸願成就のため、炎上のご供養のため、修法いたしました。炎上供養は今後も受け付け、日々ご供養させていただくとともに、来年の本大祭でお焚き上げいたします。 #国上寺 #炎上供養 #炎上 #火渡り pic.twitter.com/QSARX1uklU
炎上した火 が広がらないように、今後炎上しないように国上寺の住職が、全力で供養します。
発案した山田光哲住職(51)も以前、ブログの発言で周囲から批判を受けたという。
炎上した人の気持ちを分かっているといえます。
「仏教に基づく大義に『救済』というものがあります。(炎上して落ち込んでいる人に)誰かが手を差し伸べなければと思っています」
住職の言葉です。
■この取り組みにはネットで称賛の嵐
面白い〜。素晴らしい企画力ですね〜。
国上寺が“炎上供養専用”サイトをオープン!柴燈大護摩火渡り大祭 にて“炎上供養”を実施 prtimes.jp/main/html/rd/p… @PRTIMES_JPから
炎上発言を供養してくれるサイトなんだけど、すごいな。 /
炎上供養 – 国上寺 kokujouji.com/kuyou/