▼絵本に”萌え絵”が使われていることがネットで議論になっている
絵本や児童書にアニメ風の“萌え絵”を使うことが議論を呼び、河出書房新社の絵本「せかいめいさくアニメえほん」が注目を集めている。
日本のアニメやゲームなどに使用されることが多い“萌え絵”。その詳細な定義は定まっていないが、「特徴的な大きな目」「等身が低い」「髪色がカラフル」「アニメ調の雰囲気」といったタッチの人物画を指すケースが多い。
一部作品の絵を担当している上北ふたご氏は、テレビアニメ『プリキュア』(テレビ朝日系)シリーズのコミックを手がける双子の漫画家姉妹で、ネット上で、絵本・児童書の萌え絵化が問題視される際、必ずといっていいほどその例に挙げられている。
アニメのような絵柄の絵本が本屋に並ぶことについて、「子供に悪影響」「児童書にふさわしくない」といった声もあがっている。
このような現象に対し、「絵本や児童書にはふさわしくないように思う」「男性向けアニメにも似た絵を子どもに見せるのはいかがなものか」と抵抗を示す大人がいる一方、「子どもに人気なら問題ない」とする大人もおり、絵本や児童書の萌え絵化に対する議論が巻き起こっている
▼「せかいめいさくアニメえほん」を出版している河出書房新社公式Twitterのコメント
河出書房新社によると、「せかいめいさくアニメえほん」は「今の子が大好きな絵で名作を読んで本好きになってもらう」というコンセプトで立ち上がった企画。
絵本萌え絵論争が囂しいですが、弊社の「せかいめいさくアニメえほん」は作家さんたちに「萌え絵を描いてください」とお願いしたものではなく「子ども自身が飛びつく絵を」という発注のため「なぜ萌え絵にしたのか」としきりと質問され困惑、担当者も何度説明しても理解してもらえず苦慮しています。 pic.twitter.com/KqhLzAj2vJ
萌え絵も出版人としては「萌えさせよう」という意思で描かれたなら立派な作品だと考えます。
その点でいうとこのシリーズの作家さんは「子どもが喜ぶ絵を」という意図を見事達成されました。心より感謝します。
なお今の子たちに向けてということで電子書籍も出しています!
amazon.co.jp/%E3%81%BE%E3%8… pic.twitter.com/yHA264j9Wx
ていうか、上北ふたご先生の作品は最高だろ。
この絵本を見て、これ以上言うことがあるでしょうか?
買ってね。
この話は以上です。
(リンクはシリーズの電子版)
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@Kawade_shobo 気持ち悪さと違和感を感じる。細部まで書き込まれ過ぎイマジネーションの余地が無くなるような違和感だろうか。物語に対し圧倒的な作り込み感で雰囲気が「出来上がって」しまっているからかな。親子で苦手で、そういえば永岡書店のミニ絵本ばかり。多分やや抜けた感じの余地があるくらいが好みなのかな
萌え絵の絵本が話題になってるけど、萌えてるのは大っきなお友達で、子供ではないんだよなぁ…。勝手に萌えて、勝手に文句言ってる感がハンパない、こどもは蚊帳の外、というか関係ない。
萌え絵論争。「子供が飛びつく絵」=プリキュアタイプの絵、と考えてこの作家に依頼した時点で、子供に対する決めつけが凄いと思うのよね。結局、「この出版社が、プリキュアタイプの絵のアニメ絵本が売れるという考え」だったわけで、実際にはそうとも限らない、という反論も当然存在する。
「萌え絵」界隈の炎上を見てると、オタク達はまだ自分たちが抑圧されている存在だと自己認識していることに驚く。逆なんですよね。児童向け絵本まで萌え絵に染まるほど独占的猛威を振るっていて、20年前には存在した絵柄のバリエーションが確実に無くなっていることへの危機感を覚える。
▼これに対して、時代のニーズの移り変わりなのでは?という意見も
絵本や児童書の萌え絵
いいと思うけどなぁ。
可愛くて 子供が興味持てばそれで。
時代かなとも思う
昔の人は 【萌え】って言葉に 抵抗あるだけなんじゃないかなぁ?
お人形とかも 可愛くなってるのと同じかなと思う( *´꒳`* )
内容がかわるわけじゃないし
#萌え絵
#スッキリ pic.twitter.com/1dzjI3xi6z
絵本や挿絵の「萌え絵」の是非のあれやこれやで思い出すのは、全くその辺りとは関係なく。ただ単純に時代のニーズと共に変わっていった、「現役最古のラノベ作家」の笹本祐一先生の由緒正しきラノベ、「妖精作戦」の表紙と挿絵の移ろい。 pic.twitter.com/Z1LHEAtXRs
@Kawade_shobo 市場の選択として、萌え絵表紙の本が売れている。ならば何の問題も無いと思います。