■急成長を遂げたメルカリ
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E-commerce company Mercari logo is seen on June 19, 2018, Tokyo, Japan. (Photo by Rodrigo Reyes Marin/AFLO) by 写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ
日本およびアメリカ合衆国にてサービスを提供しているフリマアプリである。2013年7月2日にAndroid版が[28]、同年7月23日にiOS版が配信開始となった
メルカリが急成長した背景のひとつとして『シェアリングエコノミー』が世の中に浸透したこと
「今年最大の目玉IPO」と注目を集めた「メルカリ」が堂々のデビューを果たした。6月19日に東証マザーズ上場
そして今年6月上場を果たしました。
■そんなメルカリだが、2015年からからイギリスに進出していた
英国市場向けでは、2015年11月に英国子会社であるMercari Europe Ltdを設立
メルカリは、2017年3月15日(現地時間)よりイギリスにてフリマアプリ「メルカリ」のサービスをiOSとAndroidで正式にローンチ
イギリスを皮切りにヨーロッパを始めとした他諸国へも進出し、世界中でよりたくさんの人に使われるサービス作りを本気で目指していきます。
去年の3月にメルカリより発表されました。
■このように順調だと思われたイギリス進出だが、突如「撤退」が発表された
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Mercari Inc. CEO Shintaro Yamada attends a news conference after a ceremony to mark the company’s debut on the Tokyo Stock Exchange in Tokyo, Japan, June 19, 2018. REUTERS/Kim Kyung-Hoon (Japan) by 写真:ロイター/アフロ
メルカリは12月18日、英国子会社「Mercari Europe Ltd」と「Merpay Ltd」を解散し、清算することを発表
「Mercari」の拡大に取り組んだが、期待する水準の事業の確立には至らなかったため、Mercari Europe Ltd、ペイメント事業のMerpay Limitedを解散し清算
今後、2020年6月までに解散精算を完了する予定で、およそ2億円の費用が見込まれる
■なんと、営業損失は10億円
2018年6月期決算では、メルカリヨーロッパが730万8,000ポンド(約10億4,000万円)、メルペイが32万9,000ポンド(約4,700万円)の営業損失を計上
撤退費用のおよそ2億円を、来年か再来年の連結決算に特別損失として計上する予定
同社はこれまで、Mercari Europe Ltdに係る合計約13億5000万円、Merpay Ltdに係る合計約9000万円の関係会社株式評価損を認識してきた
■そしてイギリス3年間の売り上げは「43万円」だった
メルカリの2018年6月期の決算では損失額は10億4000万円でした。それに対して売上げが43万円というのは非常に少ない
欧州での事業拡大に取り組んできたが、期待する水準の事業の確立に至らなかった
宣伝費や無料のシェア拡大などお金をかけた割には受け入れられなかったということでしょうか。
■これは非常に厳しい結果だ…
イギリス厳しいなあ… / メルカリ、英国から撤退へ–10億円超えの損失 (CNET Japan) #NewsPicks npx.me/3fHS/GLua?from…
米クレイグスリストや英デポップなどの競合に歯が立たなかったか…米国でも似たような状況で海外進出は厳しいか…
メルカリが英国子会社解散を発表。欧州事業から事実上撤退する。日本と米国に続いて15年に英国へ進出したが、赤字が続いていた。
nikkei.com/article/DGKKZO…
メルカリイギリス子会社の撤退判断は仕方ない部分もある(現実のフリマが日常レベルで普及している国だから)けど、さすがに通期売上40万円はキツイなあ。最初40億円の誤植かと思ったもの。
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