昨今様々な値上げが続いている
「コカ・コーラ」や「綾鷹」など、大型のペットボトル製品を27年ぶりに値上げする。
コカ・コーラボトラーズジャパンは、4月1日出荷分から、大型のペットボトル製品などを20円値上げすると発表した。
昨今の物流費の高騰に加えて、原材料価格も上昇を続けており、企業努力を図ってきたが、その吸収が極めて困難な状況となり一部製品の価格改定を実施する。
日清フーズ、日本製粉の大手製粉メーカーは2019年1月4日出荷分から、家庭用小麦粉製品を1~4%程度値上げします。
東洋水産の焼きそばやギョーザも値上げの対象となり、日本水産と紀文食品もちくわなどの練り製品を5%から15%値上げします。
たまごの価格は、若干の変動はあるものの、60年前からほとんど変わっていません。
卵が物価の優等生と言われるゆえんです。
しかし最近上がり気味だったのです。
2015年の卵の平均卸値が過去10年間で最高値になったと、16年1月7日付けの朝日新聞が報じている。昨年は、指標となるMサイズの卵の平均卸値(東京市場)が1キロあたり228円。値上げは3年連続で、平成以降では1991年の248円に次ぐ高値となった。
基準となる「JA全農たまご」のMサイズの卸売価格は、東京地区の今年初値が2004年以来、15年ぶりの安値となる1キロ当たり100円だった。
正月休みで滞っていた在庫が出てくるため、1月の鶏卵価格はこれまでも安くなる傾向があった。
ただしプラスだけとは限らない
今後、前年を3割ほど下回った展開が続きそう。
18年度の国内の採卵用ひなの餌付け羽数は前年度を5%上回る。19年の鶏卵生産量は過去最高水準となる見込み。
前年から続く生産過剰に加え、年末年始に営業を休業する小売りが多く、「荷動きが滞っている」(東京都内の流通業者)ためだ。
家庭にとっては負担軽減となるが生産者は厳しい状況に陥るため、国が補助する生産の抑制が実施される可能性がある。
2月まで安値が続いた場合、生産調整する国の成鶏更新・空舎延長事業が発動される可能性がある。
様々な意見が…
@SASAgamitama 高い卵が少し値下げされていても、品種全体として相対的には『高い』卵である事に変わりはなく、
高い安いの基準は相対的にその卵単品で捉えるのか、品種全体で捉えるのかによって変わってくると思いました。