◆借金
▼借金は本来、お金が無い時に仕方なくするものです
そして、特別の人が特別にかかる病気ではなく誰にでも陥る身近な疾患なのです。
▼症状
行為を反復することにより、依存している行為に対しての耐性ができてしまうため、より強い刺激を求めて大きな金額の借金をしたり、ギャンブルの頻度が増えたりといったことが考えられます。
いくら自分で「借金癖を直そう」と努力しても、精神疾患であるため、思うようにいかないことがあります。
◆依存症となってしまう原因
▼借金をすることが成功体験となってしまう
世の中には「そういう成功体験がまったくない」人もいます。可哀想ではありますが、子供の頃から親にネグレクト(育児放棄)を受けていた人などは、こうなってしまうのも仕方がありません。
そして、こういう人の場合、キャッシングやクレジットカードの審査を受けて「審査に通りました!」と言われることは、「人生の数少ない成功体験」になるわけですね。
▼お金を簡単に借りれてしまう環境
あまりにも簡単にお金を借りることが出来てしまうために、借金を繰り返すうちに、自分の預金口座から出金しているような感覚になってしまうようです。
▼では、どういう人が借金依存症に陥りやすいのか
世の中には、ゲーム依存症や買い物依存症やスマートフォン依存症など、様々な依存症がありますが、借金依存症の方には、どのような特徴があるのでしょうか?
★大雑把な性格
“借金があっても何とかなる”“借金がいくらあるか把握していない”等といった大雑把で楽観的な性格であればあるほど、見境なく借金を重ねてしまうケースが目立つ。
★真面目な性格
借金をしているなら、支払い日にきっちり返済することはもちろん基本的なことであって大事なことであるが、困ったことに、返済資金がないのに他から借りてでも返そうとする性格。
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