「髪は黒くなくちゃダメ」ファミマの規定撤廃を巡り色々な声

好感を持たれるヘアカラー・髪色選びは、社会人の身だしなみとして気になるところ

ときにメイクや洋服より第一印象を大きく左右する“ヘアスタイル”。

バイトでは、髪型や髪色はどこまで自由なのでしょうか？

アルバイトの面接で、服装と同様に悩ましいのが髪型。特に、明るめのカラーをしている人は、このまま行っていいものか悩むところ…

あまり奇抜な髪型・髪色にしてしまうと、「職場の人から怒られるかも……」と不安になる人もいる

飲食店などは、一度お店に足を運んでスタッフのヘアスタイルをチェックしてみるのもいいでしょう。

コンビニ大手「ファミリーマート」は、アルバイトの髪の色について、「黒が標準」とした内部規則の規定を撤廃した

コンビニで働く楽しさを知って、より多くの人に来てもらおうと、2018年3月に規定の撤廃を行った。

従来は「黒髪のみ」と定めていた髪色を自由とし、茶髪や金髪などで勤務することを認めているという。

コンビニ業界ばかりか日本全体が抱える深刻な問題がある。人手不足である。

日本人がコンビニの仕事をやりたがらないだけ。人手不足が深刻なコンビニは、外国人を雇わざるを得ない

人手不足でパート・アルバイトの確保も厳しさを増しており、「簡単に時給を上げることはできないため、知り合いなどを通じて誰か来てほしい」（同）と切実な思いを吐露

茶髪や金髪などが”解禁された”というわけではないという。またピアスやネックレスはこれまで通り禁止とする

解禁したわけではなく、ケース・バイ・ケースで判断するということです。お客さまに不快な思いをさせたり、不衛生な状態になったりすることは、別問題

挨拶は「ありがとうございました」以降の部分をマニュアルから外した。「画一的な挨拶をやめ、後半の部分は時間帯や地域によって工夫できるようにした」（広報担当者）という。

こうした見直しは「外国人のスタッフでも覚えやすくするため」（同）でもある。

髪色に関する規定が緩和されたり、煩雑なマニュアルが減ったりすれば、働き手も増える可能性が高い。

ファミリーマートは「勤務のハードルを下げることで、より多くの仲間を加えたい」（同）と話している。