■ネット依存症
実際に毎日のように10時間以上アクセスし、インターネットが原因で、家族や友人との関係に亀裂を生じたり、仕事や学校の勉強に支障をきたしているにもかかわらず、やめることができない
ネット依存症とは、ギャンブルや買い物依存症のように、自分でコントロールできず、その依存対象から離れると、不安を感じたり日常生活に支障をきたしてしまう症状
■子どもへの悪影響が懸念されている
厚生労働省の10万人調査による推計によると、「ネット依存の疑いが強い」とされた中高生は全国で8%(大人の約4倍)、51万8000人にのぼります。
あなたのお子さんがスマホを手放せなくなってしまったらどうしますか? 中毒、依存のような状態に陥ってしまった時、ママはどんな対応をしたらよいのでしょう。
高校生の彼は、元々は成績が良かったが、保護者とのあつれきと受験へのプレッシャーからスマホゲームにはまって不登校になり、受験も諦めてしまっている状態
■子どもは大人よりもネット依存に陥りやすい
ネット依存外来を持つ成城墨岡クリニックによると、2007年から2013年の7年間で初診患者数は81人から285人、つまり3.5倍に増えている。患者は10代~20代の若年齢層が中心
食欲や性欲、薬物を求める気持ちを引き起こすのがこのドーパミンで、依存症の原因になることもある。特に10代のうちは、新しいことを習得するたびに脳内でドーパミンが過剰に分泌されやすい。
ネットは新しい刺激に満ちています。
新しい情報を手に入れたり画面を見たりしているとき、(脳の一部から)ドーパミンが分泌される機能は、子どものときや10代のときが最も活発である
子供のネット依存は様々な悪影響を及ぼす
■なんと10代なのに50代の体になってしまうことも
ネットを1日中使い続けているために、家の中に閉じこもってしまう。当然、運動量が激減し、10代でも心肺機能は30~50代レベルにまで落ちてしまう
夜中までプレーして朝寝坊をする。遅刻が嫌だから職場や学校に行かない。家でオンラインゲームをする……。こうした悪循環に陥る
不活動による体力の低下も見られ、足のかかとの骨密度が、性・年齢を調整した標準値に比べると平均で90%程度まで低下しているという実態報告もある
■栄養状態の悪化や動かないことが要因となる
ネット依存と診断された時、極度の低栄養状態で筋力は著しく低下し、体力測定は全て平均値以下。肺年齢は実年齢より20歳上の40歳だった。
ある20歳の方がネット依存で病院を受診した時の状態です。
ネットの過剰使用により栄養が偏った食生活を続けたりすることで栄養失調になることがあります。また、運動不足により体力低下、骨密度低下が起きます。
韓国では2002年、86時間飲まず食わずでゲームを続けた24歳の男性が死亡するという事件が発生。膨大な課金を苦にした自殺者も現れた。
命に係わることもあるので注意が必要です。
■実際にネットのしすぎで体力低下に陥ってしまっている方の声
@tomozou1804 @tira_tirarin 家でネットビジネスに励んでばかりだと収益も増えますが、運動不足により体重と体脂肪ももれなく増加しますねw
今日は寝起きに足がつって一日痛くて普通に歩くのも大変だった、原因をネットで調べるとビタミン不足やら運動不足やら筋力低下やら書いてあって、思い当たることばかりでもう
1
2