◆ラジオを復権させたradiko(ラジコ)
長年にわたり“過去のメディア”とされていたラジオが復権しつつある。そのきっかけとなったのが「ラジコ」。
radiko.jp(ラジコ)はスマートフォンやパソコン等でラジオが聴ける無料のサービスです。1 週間以内に放送された番組が聴けるタイムフリー聴取機能や、全国のラジオが聴き放題のラジコプレミアムも!
2010年に始まった、ラジオをネット上で同時配信するサービス「radiko.jp(ラジコ・ドット・ジェーピー)」のスマホアプリの利用者数は近年着実に増えている。調査会社ニールセンによれば、直近2年間で4割近く伸び、今年6月時点では約550万人に達した。
◆爆問・太田もラジコで地方の「ラジオ番組」を聴きまくり
人気ラジオ番組『火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ』(TBS・毎週火曜 深1時)。爆笑問題のライフワークとも言えるこの番組で、太田光がいま最も熱を入れて取り上げているのが「他局のラジオ番組」。
太田はPCやスマホなどでラジオを聞けるサービス「radiko.jp」で、全国のラジオ局の番組をエリアフリーで聞くことができる「エリアフリー機能」と1週間以内なら無料で聞き返せる「タイムフリー機能」を駆使して、地方の魅力的な番組を次々と発掘。
昨年末ころから太田は新しいおもちゃを手にした子どものように、全国の面白いラジオ番組を夢中で探し回り、『カーボーイ』で紹介し始めた。
◆そんな太田光のおすすめ地方の人気「ラジオ番組」
【広島】
▼『平成ラヂオバラエティごぜん様さま』
太田光が今一番推しているラジオ番組『平成ラヂオバラエティ ごぜん様さま』。広島では知らない人がいないといわれている“天才・横山雄二”がパーソナリティーを務める朝の情報バラエティ番組だ。
地元で高い知名度を誇り、2015年に「ギャラクシー賞ラジオ部門DJパーソナリティ賞」を獲得、映画監督という顔も持つ同局の横山雄二アナの人気番組。
映画監督の西川美和さん(44才)もラジオファンだ。特に気に入っているのが、『平成ラヂオバラエティごぜん様さま』(RCCラジオ)だ。「私の地元の名物番組。西日本豪雨災害の際、面白トークはそのままでコツコツと震災情報を伝えたのが印象的でした」
【福岡】
▼『PAO~N』
同番組は1983年に深夜番組『PAO~N ぼくらラジオ異星人』としてスタートし、深夜ラジオ全盛期の中高校生を中心に絶大な支持を得ながら7年間放送。90年に一旦番組は終了したものの、その後13年の空白期間を経て2003年に現在の昼ワイド版としてスタート。
地元情報やニュース、地域密着企画など“地方局らしい”番組だが、オープニングがかなり異色だ。MCの沢田幸二アナが、毒舌たっぷりの超早口で旬の芸能ニュースを一気読みする。タブーもしがらみも関係なしの刺激的なぶった斬り。
卓越したマシンガントークで、絶大な人気を誇り、ラジオ番組専門誌「ラジオパラダイス」でのパーソナリティ人気投票年間ベスト3入りし、九州の局所属のアナウンサーとしては全国区の人気者となった。
沢田幸二アナ(前番組時代)
【沖縄】
▼『ラジオbar 南国の夜』
マスター與古田忠と常連客の嘉大雅(RBCアナウンサー)が怪しい爆笑トークを繰り広げます!よこちゃんのナイスな選曲と共にお届けする一時間♪
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