一体なぜ!?…女児を土俵に上げなくなった「ちびっ子相撲」

この記事は私がまとめました

・ちびっ子相撲が女児禁制になり話題に

ちびっ子相撲の土俵に去年までは上がれていたのに今年はダメ。

参加を希望した小学生の女の子にいったい何があったのでしょうか。

・ちびっ子相撲とは?

毎年、ちびっこ相撲が恒例行事として行われ、子どもたちが力士に、稽古をつけてもらっていた。

・なぜ女児禁制に?

三月まで巡業部副部長を務めていた芝田山部長によると、ちびっこ相撲に参加した女児のけがの報告が多かったことから、協会巡業部で以前から協議。

巡業部長が貴乃花親方(元横綱)だった昨年秋に、今年の春巡業から女児には土俵下で力士と触れ合ってもらうことに決めたという。

12日、日本相撲協会から「安全性を確保するという考えから、去年の9月10月には、この方針を決めていた」というコメントが発表

各巡業先への連絡は広報部ではなく、各担当の親方が口頭ですることになっているだけに「言葉が足りない部分はあったかもしれない」と反省した。

・実は別の巡業でも参加できなかった経緯がある

京都・舞鶴市で行われた春巡業で、土俵上で倒れた舞鶴市長の救命措置に当たった女性らに対し、土俵から下りるよう場内放送が流れて問題となっていた。

兵庫県宝塚市で6日に開かれた大相撲巡業でも、土俵上での「ちびっ子わんぱく相撲」に女児が参加できなかった。

8日、静岡市で行われた大相撲春巡業・富士山静岡場所。力士が土俵の上で子どもたちに稽古をつける、ちびっ子相撲に毎年参加していた女の子が参加できないという事態になっていた

長野県で10、11日に開催された大相撲春巡業の「ちびっ子わんぱく相撲」についても、協会から昨年12月に、女児を排除するよう要請があった。

・この点については意見が分かれている

芝田山親方は、四日に行われた京都府舞鶴市での巡業で市長が土俵上でのあいさつ中に倒れた際に、救命処置をした女性看護師に土俵から下りるようアナウンスがあった問題とは関連性がないとした。

「あくまでも土俵を女性に上げる、上げないという問題ではない。それは全然違うと私は強く言います」と、土俵上での女人禁制とは関係ないことを強調した。

「男の子と同じように接したい気持ちは十分あるけれども」と悩みに悩んだという。

スポーツライターの玉木正之さんは「大相撲の女人禁制は『血は穢(けが)れ』であるとする神道に結び付いているとされるが、女児の土俵参加は問題ない。協会は女人禁制の本来の意味を分かっていない」と批判する。

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